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today 1 yesterday 0 now 1 | その日早朝から何件かの探索を終え、帰宅途中だった僕の前に、 午前の眩しい日差しに照らされてその廃墟は現れた。 昔は、テーブルや椅子が並べられて軽い食事でもできたのかな? そんな感じの少し広い空間。でも何も残っていない。 緑色の窓枠から秋の光が差し込んでいる。 廃墟の静けさと、少しだけ暖かい日差しが気持ちいい。 ガラス、在りし日の記憶と一緒に割れてしまった。 元には戻らない。 奥まった空間に薄暗いトイレ。 そこは使われなくなり砂埃が詰まっていた。 ・ ・ ・ 広い部屋にはなんにもない。あったのは、外から差し込む光だけ。 すすけた白と色あせた緑のツートン。 浴場・・・どこにあったのか?・・見つからない・・。 建物裏手は緑が多い茂っている模様。 暗い・・黒い黒い影。 切断された扉で最後。 これといって何も特徴がなかったけど、空間の醸し出す雰囲気は好きでした。 おしまい。 |
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